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「イスラム国を作ったのは自分です」イラク戦争の熟練兵、アメリカ侵略戦争の"因果応報"を語る

(Translated from "RT", 30 December 2015)

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イスラム国を作ったのは自分です」彼はポツリと口にした。彼はイラク戦争に参戦した熟練兵だ。彼はようやく重い口を開き、イラク戦争において彼や同僚たちが行った拷問や戦争犯罪について教えてくれた。中東で今起きていることは、"因果応報"に他ならないという。

海兵隊員のVincent Emanueleは既に、イスラム国に対するアメリカの責任についてTeleSUR英語版に記事を寄稿している。以下は引用だ。
「私が2003年から2005年にかけて、第7海兵隊第1大隊に所属する海兵隊員としてイラクに駐在していたとき、この戦争がどんな帰結を生むことになるのか、おぼろげにしか予想していませんでした」
「その代償は、今になって支払われ始めたようです。これは"因果応報"なのです。中東世界で始まった混乱は、もはや出口の見えないものになっています」

EmanueleはRTの取材にも応じ、彼はこの事実をイラクへ2回目に行ったとき、簡単な問いの答えとして知ることになったと語ってくれた。

「私は同僚の海兵隊員が無実の人々を殺し、拷問し、あらゆる富を破壊し、死体を切り刻み、しかもその上を笑いながら走り回り、記念写真を撮影していたことを実際に見ています」「とても簡単なことです。当時、私は考えました。『私はどうするべきだろう?』と。もし私がイラク人の立場なら……」


‘US, NATO forces brought instability to Middle East’ – former Marine on rise of ISIS

彼は記事の中で、彼と彼の小隊がいかにしてメソポタミアを文字通り破壊し、装輪車からゴミを投げ、子供たちに糞尿の入ったボトルや石、鉛玉やゴミを投げつけたかをありのままに綴った。彼はあり合わせの拷問施設で実際に拷問を行った海兵隊員の話を、今も鮮明に記憶している。

「私はある海兵隊員が語ってくれた拷問の、すなわち殴打、平手打ち、蹴り、肘鉄、膝蹴り、そして頭突きをイラク人に加える話をはっきりと覚えています。また、セクハラを応用したような拷問もありました。睾丸のあたりにナイフをちらつかせながら、捕虜のイラク人にお互いに卑猥なしぐさを強制するのです。また、肛門に棒を押し込むような拷問もありました」

それはアムネスティ・インターナショナルがアメリカとその同盟軍による捕虜の人権侵害についての報告書を公表し、「Abu Ghraib刑務所事件」として物議を醸しつつあった頃だった。そして、今イスラム国を率いているAbu Bakr al-Baghdadiは、当時の米軍の拷問を経験た生還者であったことがわかったのだ。


Emanueleはイラクへの2回目の旅以来、家族や友人を巻き込んでHoward Zinn、Noam Chomsky、そしてAmy Goodmanといった知識人が主宰する反戦運動に参加した。また、 Veterans for Peace、Iraq Veterans Against the War、そしてVietnam Veterans against the Warといった団体に出入りして知識を深めた。これらの活動は、Emanueleが自らの実体験について内省を深めるために役立った。

 

「私が当地で見たものは、紛れもなく悪、不道徳、不正義、そして不法なものでした」
「ゆえに私は、イスラム国の出現は我々が支払うべき当然の代償としか思えないのです。彼らの行いは、自我ある人間として已むに已まれないことなのでしょう」

続いてEmanueleは、彼が参加していた軍という活動について話し始めた。彼によれば、イラク戦争は朝鮮、ベトナム戦争に続く一連の米軍による侵略戦争の一つとして位置づけられるべきだという。また、さらにインディアン虐殺、黒人奴隷の虐待、そして南米やラテンアメリカの人々への暴力にまでその起源を遡ることができるという。

Emanueleは、彼のインタビューによってより多くのアメリカ人が米軍が世界中で行っている活動についてより知識を深めることを望んでいる。また、こうした取材に応じることは一種の救済でさえあるという。

「私がいろいろなものを考えたり、書いたりするのは必ずしも政治的な目的や啓蒙のためではなく、私自身を救済するためでもあるのです。非常に自己中心的ですが、これは私が生きがいを見出すための活動でもあるのです」

イラク戦争や中東の紛争で散っていったあまりにも多くの無辜の市民、そして兵士、また、無人機の爆撃によってさらに多くの人々が犠牲になりました。思うに、私だけではなく、もっと多くの熟練兵が秘密にしていることがあるはずです。もしより多くの兵士たちが各々の体験を素直に語ってくれたら、米国は侵略戦争からさらに遠ざかることができると信じています」

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