ハンガリー政府の「恥知らずな」教育政策に募る抗議の声
ハンガリー政府の「恥知らずな」教育政策に募る抗議の声
(Translated from "euronews", 13 Feburuary, 2016)
(Quoted photo from "euronews")
「社会の歯車になんかなりたくないんです。私の授業を聞いてほしい」
識者が「生徒・教師を酷使している」と批判している教育改革に抗議するため、土曜日のブダペストは数千の生徒・教師・労働組合によって埋め尽くされた。
政府は教育の中央集権化を志向しており、すでに3年前から教育政策を地方から中央に移管しており、新しい国定教科書の使用を命じている。
「生徒たちは疲れ果てています。週あたり35から38コマの授業が義務付けられており、これは社会人として働く大人たちより多い時間です」と語るのは、教師のIstvan Suszter氏だ。
中央政府が教育政策を掌握してからというもの、生徒だけでなく教師も酷使されており、しかも教科書は不正確な点が多いと批判されている。
「政府の教育政策は"恥ずかしい"の一言です。社会の歯車になんかなりたくないんです。私の授業を聞いてほしい。私自身のやり方で、子供たちを育てていきたいんです」別の若い教師はこう話してくれた。
抗議活動は、北部地方で独自の教科書とカリキュラムの使用を先週却下された教師たちが企画した。教育政策の決定権を地方に戻すよう要求している。
先週別の大規模デモを実行したMiskolcもこのデモを支援している。