Authoritarian Today

Check the Authoritarianism out through foreign coverage
ロシア ハンガリー アメリカ 日本 ギリシャ イギリス ポーランド

スイスのムスリム、国旗から十字架を取り除くよう要求

スイスのムスリム、国旗から十字架を取り除くよう要求

(Translated from "MINA", 25 January, 2016)

スイス国内のムスリムたちは、スイス国旗から十字架を取り除くよう求めている。なぜなら十字架はキリスト教のシンボルであり、「ムスリムを含めた多文化共生社会であるスイスには今やふさわしくない」からだという。

f:id:nyaku37:20160209213715j:plain

ムスリム移民二世を中心に組織するイスラム主義団体Poqariは、昨年10月から、全国で「ムスリムにとってより攻撃でない」国旗を要求するキャンペーンを開始した。しかしこの提案は強い政治的反発を招いており、スイス国内の排外主義に火を注ぐ結果となっている。

保守政党「スイス人民党」の顧問であるSylvia Flückigerは、この提案について「信じられない。国旗を変更することはありえないし、もし要求に応じれば、次は憲法改正の要求が待っているだけだろう」と述べた。

中道右派の政党「キリスト教民主同盟」の広報官Marianne Binderは、「大切なことが忘れられているように思う。国旗はスイスのアイデンティティの心臓部分だ。なぜなら、移民たちも含めて、この国旗を求める者だけがここに集っているのだから」とコメントした。

自由解放党のStefan Brupbacher氏は、「まったくもってナンセンスだ。スイス国旗は世界でも有数の確立された価値あるブランドになっている。スイス国旗は成功と品質のシンボルだ。我々は、決して国旗と愛国心を手放すことはないだろう」と語った。

macedoniaonline.eu